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2004年12月の記事

〜〜 特集 パソボラ・カンファレンス2004 KANAGAWA 〜〜

パラボラブースのスタッフ■ 横浜ラポール
● 2004年12月12日(日)

 パソコンボランティア・カンファレンスは、1997年から毎年全国のパソコンボランティア関係者が一同に集まる会で、今年度は、「パソコンボランティア・カンファレンス2004 KANAGAWA」と題して、12月11日、12日障害者スポーツ文化センター横浜ラポールで行われました。

 受講者及び講師は、北九州、富山、福島等遠方かたや近郊の都県の方々で、実務経験者やこれから実務を始めようとする方、医系大学で専門に障害支援をしてる方、行政(国、都府県、企業)とバライティーに富みました。

古川代表による発表
 パラボラ相模原は、パソボラブースにパネル出展し、またワークショップ「神奈川からの発信 〜IT支援 昨日、今日、そして明日」ではパネラー8名中に古川代表も入り「パラボラ相模原の活動状況」を発表しました。

 内容は、パワーポイントを使って各教室の活動状況や利用者の状況などを説明し「パソコンを通じて人と人との輪を広げる」というパラボラの理念を発表しました。大変分りやすい内容で落ち着いた口調で説明され、聴講者(約80名)の方々にインパクトと感銘を与えたと思います。

 その他、多彩なプログラムで講演がありました。パネル展示ブースは講演会場の後ろ側に設置されており、スタッフ全員が全てのプログラムを受講できました。

 所感として、「利用者の求める本当のニーズを掴むこと」「継続支援の必要性」「企業、公的機関、ボランティアの特徴を活かし協力していくこと」などなど普段考えてない点に目を向けられたことが、有意義でありました。(報告:松本)


ワークショップ発表者の方々
 皆さん、こんばんは 古川です。

 PSVC2004 KANAGAWAが横浜ラポールで開催され、2日間カンファレンスに参加しました。大変意義深い言葉がたくさんありましたので、少し紹介致します。

 伊部智隆氏(神奈川県社会福祉協議会)
 ボランティアはもっと参加を、もっと参加する場を作ろう。シニアを意図的に引き込もう。

 垰田和史(たおだ かずし)先生(滋賀医科大学医学部予防医学講座)
 VDT作業による二次障害が発生している。こんなものと思わないで、専門家の評価を受けることが大事。

 長谷龍太郎先生(神奈川県立保健福祉大学)
 パソコンは障害者にとって大切な道具であり、環境調整道具とも呼ぶ。二次障害には気をつけよう。20分以上同じ姿勢は危険。

 主催者を代表した日本障害者協議会(JD)理事・情報通信委員長 薗部英夫さんの「しあわせになろうよ〜〜」の熱唱は感動的な幕引きでした。(報告:古川)

基調講演:薗部英夫さま
 【スペシャルシンポジウム】
 薗部英夫さん(日本障害者協議会)による基調講演(左)とテーマ「パソボラ これまでの10年とこれからを考える」のシンポジストの皆さん(下)が、パソボラの希望を与えてくださいました。

シンポジストのみなさん


 【公演より】
 特別セミナー「二次障害の理解と予防」で、垰田和史助教授(滋賀医科大学)はVDT(パソコン)に向かった時の危険性を、「害を及ぼす」そう指摘しています。

 パソコンを使って働く障害者が増えているが、長時間同じ姿勢を取り続けたり、ディスプレーを見続けるVDT作業によって障害が悪化したり、新たな障害や疾病を引き起こす、二次障害の可能性も増えているそうだ。
 重症になると苦労してリハビリで歩けるようになった人が、長時間のパソコン作業で知らないうちに首を痛め、再び寝たきりになってしまうこともあるという。健常者のVDT作業による肩こりや腰痛は、ちょっと姿勢を変えるだけでも防げるが、身体を動かせない障害者などはダメージがストレートにくると垰田和史助教授は語る。

パソボラの各ブース
 パソコンボランティアの場面について簡単に言えば、パソコン教室ではその人に合った楽な姿勢が取れるような小さな工夫(ひじパッドなど)と、なるべく小まめに休みを取ることであろうか。椅子の高さなども重要とのこと。筋肉は伸ばしたり縮めたりすることが大切とのことで、休憩を取りのびのびするのが予防策に効果的のようだ。これはパラボラの各教室でもぜひ実践したいものである。

 質の高いサポートを実現するためには、パソコン知識だけでなく、多方面での更なるスキルアップが必要と感じた1日でした。(報告:笹野)


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